2009年12月21日月曜日

RUA MAG#4

RUA MAGAZINE#4 "夜ヲキリトル"
今年1年、たくさんの雑誌に写真を載せてもらえることができました。自分ひとりの力じゃそんなことは到底無理なことだと、雑誌に自分の写真が出るたびに思います。
そんな今年最後の雑誌掲載がこのRUA MAGAZINEです。#4ということで4冊目ですが、毎回選考に残ることができ、今回も2枚の写真が選ばれました。
今回は創刊以来はじめての特集で、夜だけの写真が募集規定でした。僕は基本的にトリック以外の写真はストロボを使いません。自然の光が好きなので締め切りギリギリまで出そうか悩みました。
日本のストリートスケートの勝手なイメージって夜が多い気がします。それは特に人が密集している大都市に多い。どうしてもまだ日本ではスケートという文化が認められず除けもの扱いされているせいか、スケーターは夜の街を徘徊しながらスケートをしなきゃいけない。うるさい、危ない、そんなイメージなんだと思います。
でもスケートも文化のひとつだと思うんです。音楽と一緒。音楽だってストリートから産まれたものもあるし。
話がそれて行きそうですが、そんな日本スケートのイメージである夜。
当たり前のことですが、街には昼と夜で違う顔を持っています。昼間はごちゃごちゃしているなと思ってた場所が夜の黒に覆い隠されるんです。余計なものが排除されるというか。どちらが良いかというのはもちろんフォトグラファーの選択ですが、東京みたいに建物で密集した場所で撮影するときは夜のほうが好きかもしれません。
それをこのストリート雑誌(ruaとはポルトガル語でストリートって意味だそうです)RUA MAGAZINEが切り取ってくれましたが、色んな場所、色んな見え方、人それぞれあるんだなと思い知らされました。今回もまた本当におもしろい内容です。ぜひ見てみてください。



1 件のコメント:

SHAMA さんのコメント...

いつもありがとう!今年も色々と宜しゅうお願いします!!SHAMA